フリーターの出会いの場はバイト先?

学生なら学校や部活・バイト先、会社員なら職場、と出会いの場が限られてしまうのと同じように、フリーターの出会いの場はやはりバイト先というケースが目立ちます。
複数掛け持ちで仕事をしていればそれだけ出会いのチャンスは増えますが、そうでない場合は絶望的ともなりかねません。

そんなフリーターの出会い事情について、お話してみます。

ほかに出会いのチャンスがない

フリーターをしていると、学生の頃とは違って出会うチャンスがほとんどありません。
職場に同年代の人がたくさんいたり、人員が入れ替わるのが早ければそれだけ出会いもありますが、なかなかそうもいかないのが現実でしょう。
かといってしょっちゅう仕事を変える方法は落ち着きませんし、せっかく慣れた仕事を出会いのために捨てるのも、もったいない話です。

フリーターの出会いは学生の頃よりかなり少ない。
こんな悩みが実際には多いようです。

バイトで知り合い結婚も

バイト先で知り合って気が合い、恋愛に発展し、最終的には結婚したという人も中にはいます。
知恵袋などサイトの記事を見ていると、そういった書き込みも見られますが、実際そういったことは多くあります。
また、就職が決まっていたのに、自由登校中のバイト先で彼氏ができたから就職せずバイトを続けるフリーターになった…という女性も実際にいるほどです。

つまり、バイト先であっても、良い巡り会わせがあれば、好きな人が見つかり、結婚にまで発展しているのです。
フリーターにとってバイト先は、仕事先でありながら、出会い探しの場でもあるのでしょう。

バイトの種類によっては出会いも豊富?

フリーターをしている人の中には「彼女ほしい」「彼氏ほしい」と思いつつ、職場に出会いがないと嘆いている人が多いものです。
でも、バイトの種類によっては意外に出会いも豊富と考えられます。

たとえば接客系です。
カラオケ店や居酒屋、ボウリング場など若い人が集まりやすいお店や、コンビニエンスストアも意外な穴場で良いしょう。
また、ドラッグストアや飲食店なども、スタッフ同士で仲良くなって食事に行くといったことは比較的多く、店員の入れ替わりも多いので出会いのチャンスには恵まれ、人気があります。

一方、企業の事務職や倉庫内の作業などでは、あまり人が入れ替わらない可能性が高いことや、男性ばかり、女性ばかりなど限られた人間関係しかないケースが多く、出会いは期待できません。

友達の紹介

よくあるのが「友達の紹介」という出会い方です。
自分ではまったく出会いに期待できない、もうどうしようもない、友達の紹介が必要!…というケースでよく見かけます。

友達の紹介という出会い方には、良い面も悪い面もあり、賛否両論です。
うまくいっている間は良いですが、うまくいかなくなったときに困ることが多く、難しい問題です。

出会いを求めて転職もアリ

今の仕事では出会いがない、どうせ転職するならフリーターやめて社員になろうかな。

きっかけは出会いのなさだったかもしれませんが、それを機に転職を考える人も少なくはありません。
理由はともあれ、正社員を目指して転職するなら、転職エージェントでよい求人を探してもらいましょう。

言いにくいかもしれませんが、出会いが期待できそうな職場、とリクエストしてみるのも良いでしょう。
スタッフの平均年齢が若い会社や、社内レクなどが多いところを数社ピックアップしてくれるはずです。

もちろん、いい加減な気持ちで転職するのではないという点も、しっかり説明しておきましょう。

たかが出会い、されど出会い

20代などの若い人たちにとって、出会いはとても重要な問題です。
中高年になると「たかが出会い」と思うかもしれませんが、「されど出会い」なのです。

出会いの有無、それだけで仕事への意欲も違ってきますから、侮れません。

転職を機に、素敵な出会いをゲットして、仕事もプライベートも充実させていきましょう。