『フリーターで実家暮らし』を続けようと思っている人へ

世間ではフリーターのイメージはあまり良くありません。それでも、あえて正社員にならず、やりがいを持って頑張っている人はたくさんいます。同時にフリーターには実家暮らしをしている人が多いのも特徴です。生活の手間やお金がかからず楽に感じることから、「このまま実家暮らしが良い!」と考えている人が多いからでしょう。
ただ、フリーターで実家暮らしを続けていくことは、本当に幸せにつながるのでしょうか。
ここでは現実的に降りかかるリスクを交えながら、『フリーターの実家暮らし』について、解説していきます。

フリーターの実家暮らしは本当に合理的?

フリーターの人にとって、実家暮らしは確かに合理的です。たとえ今、月10万円の給料の人でも、比較的余裕を持った生活ができているでしょう。中には、「20代後半ですでに数百万円の貯金がある」という人もいると思います。『家賃や生活費がかからない』、『掃除や洗濯といった家事がなく時間がたくさん取れる』といったメリットは、確かに魅力的に感じます。

ただ、このメリットは自分が死ぬまで続くわけではないのです。
一見、合理的に見える実家暮らし。
次にその裏にあるリスクを見ていきます。

フリーターのまま実家暮らしを続ける3つのリスク

1.親が亡くなったらお金が足りなくなる
実家暮らしをしている人のほとんどは、生活に必要なお金をすべて自分で支払っているわけではないと思います。毎月2~3万親に渡している、という人が多いのではないでしょうか。
親が亡くなってしまうと、食べ物、日用品、電気・ガス・水道、通信、車検、税金など、実に多くの出費が自分一人に降りかかることになり、2~3万では当然おさまりません。

2.税金や保険の支払いや手続きに苦労する
実家暮らしで扶養に入っている多くの人は、税金や保険に関する知識はほとんどないと思います。扶養から外れた場合、その支払いや手続きがすべて自分に降りかかります。
そして、支払わないつもりの人は、年金に頼れないので老後の生活破綻を招くリスクが高くなります。

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3.結婚や家族を持つことが難しくなる
フリーターとニートは違いますが、同じように『自立していない』とみなす人は世間に少なからず存在します。さらに『実家暮らし』という肩書があれば、なおさらでしょう。
特に女性から男性へのこうした目線は強いので、男性にとっては、結婚できなかったり子どもを持てなかったりする大きな要因となるでしょう。

正社員になればリスクが軽減される

『フリーターが悪で正社員が善だ』と言うつもりはまったくありません。また『就職すれば人生がすべて上手くいく』と言うわけでもありません。
しかし、先ほど説明した3つのリスクを回避するには、フリーターよりも正社員の方が楽に進む可能性が高いことは確かです。

まず、正社員であれば、たとえ親が亡くなっても安定した収入が維持できます。当然、契約満期や会社の自己都合で簡単にクビを切られることもありません。また税金や保険の手続きについては、ほとんどの場合、定年までは会社が面倒を見てくれます。
さらに、たとえ実家暮らしを続けていても、『正社員』という肩書があることで一定の世間からの信頼があります。それは、結婚したり家族を持ったりしやすくなるメリットにもつながります。

若い時の苦労は買ってでもせよ

いかがでしたか?
実家暮らしを続けようと思っているフリーターの方々には、気持ちが暗くなるような話だったかもしれません。しかし、『若い時の苦労は買ってでもせよ』ということわざもあります。多少辛いと感じても、『正社員を目指す』、『実家を出て自立してみる』といった、時間がある今のうちにできる最大限の努力をすれば、必ず良い将来につながるはずです。

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