医療事務の仕事は無資格でもできる!

「医療事務」…医療関連の事務?

医療と名のつくお仕事は、きっと資格が必要に違いない…。
そう思っている人はとても多いことでしょう。
ですが、医療系の職種の中でも、この医療事務は違います。

今回は、病院やクリニックに欠かすことのできない医療事務への転職について、詳しく見ていきます。

無資格でも本当に業務がこなせる?

病院やクリニックにおける医療事務の仕事は、レセプト業務(診療報酬請求事務業務)のほかに、患者さんの受付やカルテ出し、会計などがあります。
いずれも一般事務とは違い難しい仕事というイメージで、本当に資格がなくてもできるのか疑問に思ってしまうでしょう。

でも、できるのです。
無資格でも、未経験者でも、できるのです。

実際に、無資格・未経験可とする医療事務の求人情報は数多く見られています。
また、そうした求人情報を見て応募し、採用された無資格・未経験の人もたくさんいます。
それだけではありません。
職場内の人事異動で意に反して医療事務部門に配属された人もいます。
もちろん無資格・未経験です。
ですが、そうして未経験から働き始めた人たちの多くは、数ヵ月後には一人前になり、活躍しているのです。

小児科や精神科は他の診療科と比べて大変?

小児科の医療事務は、乳幼児の医療制度等を詳しく知っておく必要があり、また、子供だけでなく親への対応も求められるケースが多発するので、大変だと言われます。
精神科の医療事務は、患者さんとのやりとりに苦労するケースが多く、他にも薬剤の種類が多かったり、さまざまな制度の利用に関して各機関に提出する書類が必要だったりと、非常に忙しいと言われます。

そのためか、内科等他の診療科と比べてあまり人気がないと言われていますが、その分とても勉強になる診療科でもあります。
正社員だけでなくパートとしても活躍している人が多く、女性だけでなく男性の姿が見られるのも特徴です。

余裕があるなら資格取得も

無資格でも勤務可能な医療事務の仕事ですが、気持ちと時間、そして経済的に余裕があるなら通信教育でも良いので資格取得を視野に入れておきましょう。
無いよりは、あったほうが格段に仕事がしやすくなる可能性大だからです。

通信教育なら、アルバイト後の少しの時間を利用しても勉強できますし、休憩時間を利用してテキストを見直す等もできます。
焦ることなく自分のペースで少しずつ進めていくことが、成功の鍵を握ります。
そして、ここでポイントとなるのが「働きながら資格取得を目指すこと」です。

医療事務はとても奥が深いと言われています。
業務の幅が広く、こまごまとした仕事がとても多く、覚えることがとにかく多いのです。
ですから、テキストで覚えるよりも実務を経験しながら体で覚えたほうが何倍も早く見につくのです。

未経験からの医療事務!面接対策は?

資格も経験もないフリーターなどから医療事務の仕事に転職する場合、面接対策はしっかりしておく必要があります。
履歴書は志望動機がとても重要ですので、自己PRを絡めてしっかりとしたものに仕上げましょう。
20代なら年齢的にはまったく問題ありませんし、無資格・未経験でもおかしくはありません。
ですので、自信を持って面接に臨みましょう。

次に、面接の際はやる気と人柄が重視されやすい傾向にあるので、そのあたりの対策も必要になります。
医療系なので、クレーム対応のできそうな人材、優しそうな雰囲気、清潔感が強みです。
転職エージェントで客観的にチェックしてもらい、アドバイスをもらうのが良いでしょう。

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響きも素敵な【医療事務】の仕事。
ぜひ、フリーターから転職したいものです。

「でもやっぱり難しそうだし人気の職種だし、自信がない。」
そんな場合は、転職エージェントに力を貸してもらいましょう。
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また、履歴書の作成についての相談も、当然受け付けてくれています。
志望動機でつまづいてしまう人も多いのですが、こうしたサポートがあれば安心です。

医療事務の資格は認定資格

持っていなくても仕事はできますし、求人もある医療事務。
でも、無いよりはあったほうが役立つので、資格取得を目指す人はとても多いというのが現状です。
ただ、この医療事務の資格は国家資格ではなく、各主催者や協会等による認定資格なのです。

女性の出産・育児からの復帰にも大きく役立つ医療事務。
20代など若いうちにキャリアを積んでおくと、後で「良かった」と思える日が来るのかもしれませんね。