自己PRとは
自己PRは入社したい会社に、自分をアピールするための紹介文です。しっかりした自己PRがあると、企業にとっても採用する理由が生まれ、内定をもらえるチャンスに。しかし今まで自己紹介をする機会が少なく、「自己PRってどうしたらいいかわからない」と悩んでしまう就活生も多いです。そこで、どんな風に自己PRを考えたらよいかをお伝えします。
人物重視の企業なら自己PRは合格のカギ
自己PRを作るのが苦手、と思う人は多数。確かに、自分の強みや高校や大学でやってきた経験を振り返って、その内容を自己PRにしなければならないため、簡単ではありません。しかし、企業にとっては複数の応募者の中から、会社にふさわしい人を厳選したいところ。自己PRは志望動機に続いて、重視されるポイントと考えておきましょう。特に学歴よりも人物重視の採用をする会社なら、自己PRがしっかりしている人を高く評価するはず。また自己PRがうまくなれば、転職した後の仕事にも役立ちます。その理由も次からお伝えしますよ。
自己PR上手になっておいて損はない!
お笑い芸人やタレントは、日頃から自己PRを意識している人たちです。なぜなら自分を採用してもらいたい事務所や企業に売り込みをしなければ、仕事が取れないこともザラだから。一方で自己PRがしっかりしていると、いろいろな仕事や紹介がもらいやすくなります。タレントだけではなく、私たちも同じなんです。社会に出ると、自己PRをする機会が求められます。就職後のことも考えてみましょう。内勤でも部署異動や、企業のプロジェクトに参加する中で、人物選考の機会があるのも事実。営業や販売なら、会社の製品を他社に売り込まなければならない場合もあります。あらゆるシーンで自己PRが上手にできる人は、相手に自分自身や自分の紹介する製品などを選ぶメリットを伝えられるため、仕事もスムーズ。だからこそ就活の時点で、自己PRの仕方を学んでおいて損はないといえます。ではいったいどのようにして、自己PRを書いたらよいのでしょうか。
最初に自分の強みを把握する
PR文は800字を目安にまとめるようにしましょう。最初に自分の強みを考えていきます。強みとは人物像や経験の中にあります。得意だと思う仕事は、それがそのまま強みになり、未経験や異業種からでも内定につながるポイントに。さらに高校生や専門学校時代などのアルバイトで経験した内容も、具体的に思い出しましょう。バイトで表彰された経験も実績ですよ。学生時代から今までの活動を、しっかり棚卸ししましょう
次に企業の求める人材を把握する
自己PRといっても、自分のアピールだけでは採用してもらいにくくなります。なぜなら、企業の求める人物像とかけ離れていたら、ふさわしい人物ではないと判断されてしまうから。企業の求める人物像とは何か?を考えてみましょう。会社のHPがあれば必ずチェックし、企業の理念や採用ページなどを見てみます。面接官の声や、すでに働いている先輩の情報から、求める人物像がわかることも多いです。
「強み×求める人材」=受かる自己PR
自己PRは、自分がすばらしいと思う”ひとりよがり”のものではダメ。自分の強みと企業の求める人材がマッチすることが大切です。例えば英語が話せる人なら、企業理念に「グローバルに活躍する人材」を掲げる企業での活躍が期待できます。モノづくりが得意な人なら、「モノづくりで社会貢献」を考えている企業が求める人材と判断できます。そのため、就職したい企業ごとに自己PRを考えるのがポイントです。「何社も受けるのに超大変じゃん」と思ってしまいますよね。たしかに例文を参考に一人で考えていたら、行き詰ってしまいがち。そんな場合は、自分にも就活のマネージャーがいたらいいと思いませんか。
自己PRこそ他人の意見を参照して
先ほどタレントのお話をしましたが、彼らはひとりで考えて企業に営業しに行っているわけではありません。(一部の新人を除く)通常はマネージャーさんがいて、売り込み方を一緒に考えています。他人から見ると、自分では気づけない強みや可能性がわかることも多いです。それは就活にもいえること。就活する時に、相談できる人がいたら心強いですよね。また相談する相手が就職したい企業について知っていたら、ふさわしい自己PRが書けると思いませんか。それが転職サイトなら可能です。転職サイトに登録すれば、自己PRのチェックをはじめ、就活のサポートも。自信を持って面接に行けるようになりますよ。サイトへの登録は無料ですので、気軽に登録しておきましょう。