未経験者可・歓迎のオフィスワークに転職!正社員を目指そう
20代など若い年齢なら、フリーターからの転職でも事務の正社員を目指すことは比較的簡単です。
中でも一般事務、営業事務などは経験不問の求人が多く、中途採用からでも活躍しやすく安心の職種です。
また、入社後の一定期間は研修が行われることも多いので
「新卒じゃないから」
「高卒だから」
「業務委託のデータ入力系程度しかやったことないから」
「長期で働いた経験がないから」
と諦める必要などまったくありません。
第二新卒でも子育て中の女性でも働きやすい事務の仕事で、正社員を目指す方法を見ていきましょう。
どんなところが正社員の事務員を募集しているの?
「企業のあるところに事務員あり」
と言ってもいいほど、各企業に1名以上は事務員が配置されています。
株式会社など比較的規模の大きな企業なら、複数名の事務員を配置していることも少なくありません。
逆に、個人経営の規模の小さな事業所などでは、社長自ら事務作業を行ったり、その家族が行うことも珍しくはないので、事務員を配置していない場合もあります。
インターネット上の求人サイトなどを検索してみてもわかりますが、最近目立って多いのは、高齢化社会を反映してか病院、老人ホーム、調剤薬局の求人です。
次に、雑貨、食品関連またそのグループ企業、学歴社会の影響からか塾、学校、大学、そしてペットブームの影響で動物関連の企業による募集も増えています。
事務の求人情報が多い地域・勤務地はどこ?
事務の求人は、全国どの地域でも比較的多く見つけることができます。
中でも、東京、大阪などの大都市や、神奈川、埼玉、千葉などの首都圏、そして貿易の盛んな神戸などで多く見られています。
ただ、求人が多い反面倍率も高いため、応募しても採用に至らないケースはとても多く、特に都内などでは、事務での就職を希望する人にとって大きな悩みとなっています。
こうした現状を打開するには、事務に関連する資格の取得やスキルをアピールする必要があります。
たとえばPC操作、経理、人事、接客などの経験があると有利にはたらきますし、英語ができるとさらに好印象です。
また、事務のお仕事では接客的な要素を含む業務もあるため、アパレル関連などサービス業の経験は重宝されます。
事務正社員の仕事内容の詳細や待遇はどう?
◎各種書類作成
◎電話・来客対応
◎役所や銀行等へのおつかい(徒歩・社用車)
が主体となっています。
このほかにも、会社によっては
◎オフィス内の整理整頓・掃除
◎スタッフのサポート
◎営業アシスタント業務
◎アルバイト等の勤怠管理
など、幅広いものとなっています。
また、事務の待遇は会社によってさまざまですが、多いのは
◎土日祝休み
◎残業なし、または月10時間以内
◎交通費支給
◎各種手当あり
◎賞与あり
などで、充実していることが多いでしょう。
給料は、地域や会社によってやはり大きく異なりますが、あまり高額ではない印象があります。
たとえば神奈川県内でも、川崎など東京に近い地域では月給25万円以上と条件の良いところもありますが、逆に小田原市など東京から遠い地域になると15万円にも満たない給与…というところも少なくありません。
そのため、年収にも地域差が現れています。
男性は事務に応募不可能?
男性活躍中!とアピールしている会社も意外に多いものです。
世間には「事務=女性」といった先入観があるためですが、実際には多くの男性も活躍しています。
「男だから事務で応募なんかすると馬鹿にされそう」
そう思って応募を控えてきた人は、自信を持って応募してみましょう。
事務と言っても、その時その時の状況によっては、現場の作業を手伝ったり、力仕事になることもあります。
また、勤務時間が深夜に及ぶような職場では、男性事務員がとても重宝されているのです。
事務正社員への道は厳しい。だからサポートを受けるのがベスト
比較的身体的負担が少なく、安定した職種の事務は、非常に人気があり競争率がとても高いものです。
中には、学歴不問、知識不要とする求人も多く、ほぼゼロからのスタートでも受け入れてくれるところがあります。
そのため応募が殺到しやすく、すぐに募集が締め切られることも少なくないのです。
そんな事態を避けるためにも、事務正社員を目指すなら、転職サイトのサポートを受けるべきと言えます。
徹底した支援体制が整っているので、新着求人の案内も真っ先にもらえますし、いち早く紹介してくれるのです。
場合によっては掲載前の新着ホヤホヤの求人にも出会うことが可能です。
こうしたサポートが受けられると受けられないでは、採用試験の結果に大きな影響があります。
難関の事務正社員を本気で目指すなら、実績が多いうえに登録無料になっている転職サイトで相談してみるのが良いでしょう。
いきなり正社員じゃなくても道はある
事務正社員への道が厳しいことはお分かりいただけたことでしょう。
ですが、だからといって諦める必要はありません。
最初は契約社員という形で入社し、後々正社員になる方法もあります。
また、紹介予定派遣という形の人材派遣もあります。
「最初から正社員!」にこだわらず、雇用形態は違えど結果が同じになるのなら、それも選択肢の一つ。
そう考えれば、いくらでも道は開けてくるのです。