地方から東京へ!その生活は楽しい?それとも寂しい?
地方都市から、就職のために東京へ出てくる20代フリーターの方たち。
期待と不安を胸に上京した今、その生活を楽しいと感じている人と寂しいと感じている人がいることでしょう。
憧れでもあった東京での生活。
「こんなはずじゃなかった」
と後悔しないために、東京での生活の理想と現実を事前に知っておくと安心です。
そこで今回は、そうした現実とその対策について紹介していきます。
これから上京を考えている方も、ぜひ参考にしてみてください。
就職活動と同時に上京!
「地方のフリーターでいるよりも、東京に行けば会社も多いし就活しやすいはず」
「求人を出している企業はたくさんありそうだから大丈夫」
そんな安易な気持ちで上京してくる人も少なくありません。
ですが実際は、なかなか仕事が見つからない、結局は東京に来てもフリーターのまま…といった事態になるケースもあります。
東京は、確かに地方と比べて求人数は多いです。
しかしその一方で、求職者も地方と比べて多いので、1つの求人に対して予想以上に多数の応募が集まる傾向があるのです。
先々を考えることなく安易に上京してしまうと、就職活動は失敗に終わる可能性を含んでいます。
生活にかかる費用が高い!
地方から上京した人の多くが、東京での生活にかかる費用の高さに驚くといいます。
もっとも違いを実感するのが家賃で、場所によっては倍、あるいは倍以上の金額にもなります。
一方で食料品や生活用品はさほど違いがなく、逆に肉など一部の食品やガソリンなどは東京のほうが安い傾向すら見られています。
とはいえ、生活費の中でもっとも比重の大きな家賃が高いことはとても大きなダメージで、いくら働いても生活が楽にならないと嘆く人が多いのが現状です。
孤独を感じる瞬間がある
上京して自分ひとりの生活になって、何となく
「私ってスゴイ!」
なんて自画自賛してみたくなる気持ちもわかります。
地方と違って高度な医療を提供している病院も無数にあるので安心できますし、深夜まで営業しているお店もたくさんあるので遊ぶのには最適でしょう。
でも、そんな中でもふとした瞬間に孤独を感じて寂しくなる人もたくさんいます。
親から野菜や衣類などが送られてくると、懐かしさを感じるだけでなく、一人ぼっちの寂しさを強く感じるのでしょう。
また、東京での就職活動が思うようにいかず、生活におわれてフリーターのままだったりすると、無性に寂しさを感じてしまうのです。
地方にいる友達に会いたい、戻りたい、という気になるのもこんな時です。
戻ることも休むこともままならない生活
憧れも抱いて上京したものの、現実は就活も思うようにいかず、バイトにおわれて休みたくても休めない、そして寂しさを感じていても地方に戻ることもできないという八方塞がりの状態に陥ってしまう…。
実はそんな現実に苦しんでいるフリーターの方はとても多くいます。
「東京には仕事がいっぱいあるはず」
「給料だっていいから生活は楽になるはず」
「友達だっていっぱいできるはず」
こんな「~~のはず」といった理想が覆され、寂しい現実の中で暮らしているのです。
こうした現実を知らずに上京してしまった後では遅いので、そうなる前に情報を手に入れておく必要があるでしょう。
せめて普通の生活がしたいなら転職を
東京なら何でもうまくいくと楽観的に考えて上京したものの、現実の厳しさに打ちのめされそうになっているなら、今からでも遅くはないので迷っていないで転職することを考えましょう。
ただ、先ほども述べたように、東京は求職者が多く1つの求人に大勢が応募する傾向があるので、自力での転職活動には限界がある場合が多いのです。
東京での転職について詳しく、無料でいろいろ相談できる転職サイトで、働きながらでも転職を成功させるためのポイントを教えてもらいましょう。
また、転職に関連するさまざまな情報をいち早く提供してもらうことができるので、おすすめです。
上京のその後は十人十色
何かを夢見て上京。
その理由はさまざまですが、うまくいった人、失敗した人、楽しく暮らしている人、寂しさに負けそうな人…結果もいろいろです。
どんな結果であっても、基本となる生活基盤さえしっかりしていれば東京で生活していくことは可能です。
しかし収入が安定せず収支のバランスが崩れてしまったら終わりなので、フリーターとしてやっていくことに限界を感じたら、早めに転職を考えるのが良いでしょう。