あなたがローンが組めないのには、しっかりと理由がある!

「銀行でローンの相談をしたけど組めなかった!」という経験をした人はいないでしょうか。銀行の担当者も、その人の性格や意地悪で利用させなかったわけではありません。なぜローンが組めないのか理由がわからない人のために、原因や解決策などをご紹介します。

ローンが組めないことによる弊害

ローンが組めないことは、その経験がない人にとってもいくつかの弊害があります。たとえば、将来家族を持って家や車を購入したいと思ったときに、ローンが組めなければ一括で支払わざるを得ません。

また付き合っている彼氏(彼女)がいてその人と結婚したいと思っている場合、パートナーからは『ローンが組めない』という点を大きなデメリットに感じる人もいるでしょう。

しっかりと原因を把握して、解決に向けて早めに動き出すことが大切です。

ローンが組めない人にありがちな3つの理由

1.職業に問題がある
銀行はローンを組みたい人に対して、『審査』を行います。職業や年収、家族構成といった情報を見て、「ちゃんと返済してくれそうな人物か」を評価するのです。もしローンが組めないと悩んでいるあなたが、フリーターや自営業といった不安定な職業である場合、それが原因で審査が通らなかった可能性があります。
中小企業、大企業に関わらず、正社員として勤務している人であれば、年収がそれほど高くなくても審査に通りやすくなります。

2.過去に借金をして滞納したことがある
正社員として働いている場合でも、過去に借金をして返済を滞納した経験がある人は、審査に通りにくいです。金融機関には『信用情報』というリストがあり、そこには過去の個人の借金に関する事故情報が掲載されています。俗に、ブラックリストとも呼ばれるものです。

3.ローンの返済の計画性がなさ過ぎる
ローンは金額が大きければ大きいほど、自分の年収や生活状況をしっかりと把握して計画性を持って組むべきです。にもかかわらず、年収に比べて高額なローンを組んでしまうと、結局返済できないリスクが高いからです。ローンを組む際は、まず「自分ならいくらまで借りられるか」という相談をして、現実的な返済計画を立てることが重要です。

クレジットカードは簡単に使えるが…

借金ができないことで、クレジットカードに頼る人も多いです。確かにカードは便利ですが、『現金を使っている実感がなく気づかぬ間に借金が膨らんでしまう』というデメリットもあります。銀行や消費者金融で組むローンと同じで、カードを使う際はしっかりと返済計画を立てるようにしましょう。

リースを利用するのも方法の1つ

「今はフリーターや派遣だからローンを組めないけど、どうしても車を持つ必要がある!」という人は、カーリースを利用してみましょう。車種や会社にもよりますが、月額1~2万円で新車を借りることができます。また、近年リースのシステムは広がっており、携帯やパソコンなどをリースとして提供するサービスも増えています。

どうしても買う必要がない場合や、ずっとは要らないが一時的に持つ必要がある、試しに使ってみたい、などローンを組めない人以外にも幅広いターゲットに人気がある仕組みです。

長期的なメリットを考えてローンが組めない原因を解決する

いかがでしたか?
ローンを組めなかった経験を持つ人は、ここで紹介した3つの原因に自分が当てはまっていないか考えてみてください。また、自分の人生を長期的な視点から見て、ローンを組めないことの弊害をじっくり考えてみましょう。
そして銀行からの信用を得るためにも、『思い切って正社員への就職・転職に挑戦する』、『キャリアアップをして収入を増やす』といった具体的な行動を起こしていきましょう。