第一印象良くしたい!

第一印象は、視覚が50%以上を占めるといわれ、その後の印象にも大きく影響するといわれています。ところで、面接の時に着る服はまさに第一印象を決める大切なもの。選ぶ服しだいで仕事のやる気の伝わり方も変わるでしょう。バイトの面接で第一印象を良くするにはどのようにすればよいか、男女別の服装のポイントをご紹介します。

女性〈服装編〉

女性の場合からお伝えします。基本は清潔感があるものが好印象です。どんな面接官でも好感を持たれるような服装を意識。カジュアルめでも、襟付きのシャツのほうが、丸首Tシャツよりもきちんとした印象を与えます。夏はシャツからインナーが透ける場合があるので、素材には注意。露出度の高い服装は好まれません。特に夏はサンダルや、オープントゥーのパンプスは避けるほうが無難。足元までチェックを怠らないようにしましょう。冬は、黒やグレーの服に身を包むことも多くなりますが、全体的に暗くなりがち。明るいスカーフを入れると女性らしさが引き立ちます。鞄はブランド物を避けましょう。

女性〈髪型、化粧編〉

服装と同じように清潔感が大切です。特に、飲食業や接客業などの業種での面接は、お店としてふさわしい人かを判断しています。カジュアル路線だったとしても、ぼさぼさのロングヘアや派手すぎるメイクは、NGになるリスクが高め。色は、日本人ならではの黒髪が無難です。前髪が長すぎるのは不潔そうに見られますので、整えて。一方、美容やアパレルといった職業の場合は、個性が重視されることも。事前にどんな女性が働いているのかをチェックして、雰囲気を近づけてみてください。

男性〈服装編〉

清潔感はマストでクリアしましょう。夏の私服というと、Tシャツに半ズボンというスタイルも一般的ですが、面接ではそのまま行くのは避けたいところ。チャラそうな雰囲気は、誠実さが伝わりにくくなって損です。半ズボンは面接官によってNGとする人もいます。ロングパンツのほうが無難です。またTシャツだけだとラフすぎるので、薄手のジャケットを羽織るか、襟付きシャツをチョイスしましょう。冬はスーツが一番簡単ですが、スーツではなくてOKと言われる場合は、私服で行きましょう。黒やグレーの無地のニットを1枚羽織れば、簡単に決まります。しかし黒はほこりが目立つので、鏡でチェックしましょう。仕事をまじめにやる雰囲気が伝わるように心がけて。男性なら靴や鞄にも清潔感を出すと、全体的な印象がアップしますよ。

男性〈髪型編〉

清潔感のある髪型ベスト!会社の雰囲気にマッチする髪型で行けば、NGをもらうことはほとんどありません。茶髪が好まれない業種もありますので、色を黒に戻しておくと無難です。髪をセットする時、気合いを入れて整髪料を付けすぎると、テカテカになって不自然な印象を与えることや、匂いが強く残る場合も。自然な印象を心がけてください。また、ピアスなどをしていると、仕事ができなさそうな印象を与えてしまいます。会社が採用したいと思う人を目指しましょう。

服装の指定がない場合は?

面接時の服装を定めていない会社も多いです。こんな時はどうすればよいのでしょうか。いくら指定がないからといっても、デートや合コンに行くような服装はNG。私服でも、シンプルで清潔感があるものを選びましょう。また、勤務先の人と比べて服装で浮いてしまうことがないかも考えてみましょう。本人の想像力にゆだねられるところもありますが、面接時にあえて自由と伝え、服装選びからチェックされているケースもありますよ。だからこそ気を抜いてはダメです。

まとめ

第一印象でのミスは、致命的になりかねません。服装は清潔感があり、派手ではないシンプルなものを心がけてください。また働く会社や業種によって、好感度が異なることも。お店で働く人は、働いているスタッフをチェックしてみるのもおすすめです。事務職などの場合は、会社の雰囲気を想像することも必要。同業の友達に聞くのも良いでしょう。面接官が「この人と一緒に仕事をしてみたいな」と思える第一印象を、目指してみてくださいね。