就活の面接に多い採用基準とポイントを知ろう

就職活動の際に気になるのが、面接の採用基準です。
会社によって基準が違うのは当然ですが、どこか共通する部分もあるはずです。
どんなところを重視しているのか、採用になるために抑えておきたいポイントはどこか…など、さまざまな角度から面接の採用基準について、見ていきましょう。

バイトやパートから社員を目指す場合は経験があるとなお良い

20代フリーターからでも正社員として就職しやすいのが、介護関係やアパレルの仕事です。
介護関係は、以外に体力仕事ですし高齢者の話し相手などコミュニケーション能力を必要とするので、若い力に期待が高まっています。
また、アパレル関連は、客層がファッションに興味のある若い世代が中心となるため、中高年の店員よりも20代など年代の近い若い店員のほうが相談しやすく、また、ファッションセンスも良いので求められます。

さらに、これらの職種はアルバイトから正社員にもなりやすく、経験が豊富なほど有利になります。ハタラクティブ

公務員を目指して公務員試験を受ける場合は、情報収集がカギ

20代フリーターからでも公務員を目指すことは十分に可能です。

公務員試験は、職種によって応募資格が異なりますが、一般職であれば高卒以上、より高度なものであれば大卒以上などさまざまです。
専門職の場合は、また違った応募資格が必要となりますが、ほとんどの場合が学歴、そして所有資格によって制限されるものです。

いずれの場合も、公務員試験には募集の時期があります。
地域の広報誌や自治体のホームページなどでアナウンスされますので、公務員試験を受けようと考えている方は、情報収集を怠らないよう注意してください。
募集の時期を見落として時期を逃してしまったら、翌年まで募集がないのが通常です。
また、そうしている間に応募資格の年齢を超えてしまう可能性もあります。

中途採用での転職なら必要なスキルの評価もポイントに

フリーターから正社員に転職する場合も、希望している職種に関連するスキル、経験が採用基準の大きなポイントになります。
まったく経験がない人よりは、多少でも経験があるほうが有利ですし、スキルの高さも評価されます。

アルバイトだからどうせダメ、新卒じゃないからどうせ無理、と諦めるのではなく、前向きに自分のスキルや経験をアピールして、能力があることをわかってもらいましょう。
履歴書に書ける資格があるならしっかり記入し、職務経歴書を添付するなどして徹底的にアピールをすることが功を奏します。

質問に答えるだけでなく、自分から企業への質問も用意しておこう

就職活動の面接では
「何か質問はありますか?」
と、企業側から聞かれることがあります。

この時やってしまいがちなのが
「特にありません」
という回答。

実は、これはあまり良くない回答例なのです。

「この人はウチの会社に興味がないんだな」
「意欲も感じられない」
「別にどの会社でもいいってわけだ」

と判断されやすく、不採用になる可能性が高まってしまうのです。

緊張から、質問が思い浮かばないのはよくある事ですし、無理もありません。
ですが、できるなら何か質問を1つでもしたほうが前向きさが伝わり、ともすればそこから話が広がっていく可能性もあるのです。

事前にその会社のホームページなどである程度の情報を頭に入れておくと、質問もしやすくなります。
製造業なら商品のこと、サービス業なら事業内容など、ほんの少しかじる程度でも良いので、情報を入手しておくようにしましょう。

面接対策が何も思いつかない、不安な場合は専門家の力を借りる

就職に必要な情報を集め、準備も整った。
でも心の準備がまだ無理…。
おそらく、フリーターから正社員への転職を考えている人のすべてが、そんな気持ちでいることでしょう。

それなら迷うことはありません。
フリーターからの転職を数多く手がけている転職サイトに相談すれば良いのです。
一人で考えていても解決はしません。
その道のプロだからわかることがたくさんあります。
無料なので一度、相談してみてはいかがでしょうか。

企業ごと、人事担当者ごとに採用基準が異なる

一般的とされる採用基準やその対策について見てきましたが、中にはそれが通用しない企業もあります。
採用担当者の判断・感覚に一任されている場合などは、こうした一般論はまったく通用しないことが多いです。

逆に言えば、こうした場合は採用担当者に気に入られれば採用になるケースも多いので、コミュニケーション能力が高い人にとっては良いと言えます。

採用基準は会社によって異なりますが、だからといって一般的な基準から大きくズレる事は少ないので、これらの対策をクリアしておけば安心でしょう。