面接マナーって知っていますか?

就職活動を行う上で、当然面接を受けることになると思いますが、面接のマナーって知っていますか?また知ってるつもりでも案外知らないことって多いんじゃないでしょうか。特に具体的な面接マナーって教えてもらえるわけでもないのでその傾向は強いものと思います。では面接の際どんなことに注意しなければならないのでしょうか。面接のポイントを説明をしたいと思います。

時間のマナー

まず、面接に行く際、当然守らなければならないマナーとして、「時間厳守」がありますが、ただ時間を守ればいいというものではありません。「10分前」くらい前の到着が理想です。中には、30分前くらいに来る方などもいますが、企業の採用担当者はあなたが早く来ることで対応をしなければならなくなってしまいます。相手の時間を奪ってしまう行為なのでやめましょう。

また、万一遅刻してしまう場合は、必ず企業側に連絡を入れましょう。遅刻はプラスではないですが、相手が遅れることを想定していることでマイナスは大きくなりません。約束の時間に関する意識を大事にしましょう。

面接開始までのマナー

面接の際は、待合室で待って、入室からマナーを問われます。一連の流れとしては面接官のいる部屋へノックして入室、自分の名前を名乗る、着席のうえ面接が始まるという流れとなります。ここまでのポイントは3点です。

ポイント1:ノックしたうえで入室する
3回ノックするというのが社会人の常識と言われていますが、2回でもそんなに気にしなくてもよいでしょう。ちゃんとノックしたうえで入室しましょう。
また、入室前には「失礼いたします」と一礼したうえで入室しましょう。ちなみに退室の時も全く同じです。なお、もう1つありうるパターンとしては面接官を面接場所となる会議室で待つパターンも想定されます。その場合は面接官が入室の際立って迎える、というところさえ押さえておけばあとはすべて流れは同じです。

ポイント2:指示されるまで着席をしない
着席は「おかけください」と言われて初めて着席をしましょう。勝手に座ることは「失礼」とみなされます。その点はちゃんと認識しておきましょう
状況によりますが、一般的には自己紹介の上、本日はよろしくお願いします、などと一言を添えて座るケースが多いです。

ポイント3:カバンの置き場所
カバンは席の横に置きましょう。また、寝かせておくとみっともないので立てておきましょう。基本的に面接のときのかばんは立てられるものを持っておくのが望ましいです。

面接時のマナー

面接を行う中で、話す内容も重要ですが、それ以上に重要なのは面接官に見えているあなたの印象も重要です。そして、自身の印象操作もマナーです。自身の印象をよく見せるようにしましょう。そのためには、以下の4点を大事にしてください。

① あいさつ、声出しはしっかり
挨拶がしっかりできる、面接官の聞き取りやすい声で話すことで、それだけで印象が上がります。逆にボソボソ話すと印象は悪くとらえられます。声の意識はしっかり持っておきましょう。緊張しているとなかなか声がでませんが、そんな時こそ腹から声を出しましょう。緊張が意外とほぐれます。

② 服装、見た目も大事です
だらしない恰好をしている、寝癖などが目立つというのもマイナスです。面接官は見た瞬間見送りという判断をしているかもしれません。髭とかは最悪です。
ちゃんとさわやかな清潔感をもった見た目を大事にしましょう。

③ 敬語をちゃんと使いましょう
敬語がちゃんと使えるかどうかというのは、社会人として当然のマナーですし、評価を左右する重大なポイントです。敬語は使えるようマスターしておきましょう。

④ 会話のキャッチボール
たまに面接の中で、面接官が話を終える前に食い気味で話をする方がいますがやめましょう。面接は会話のキャッチボールが重要ですし、相手の会話を遮るというのは非常に失礼です。相手の話を聞くというのも大事なマナーであることを認識しましょう。

マナーの基本は相手を思いやること

いかがでしたでしょうか。いくつかポイントをお話ししました。マナーの基本は相手を立てること、相手に良い印象を与えることが大前提にあります。また、この意識さえあれば多少失敗したとしても何とかなるでしょう。大事なのは相手を思いやる意識と敬語などの知識です。必要な知識と意識をもって面接に臨みましょう。