面接は準備力が勝敗を分ける

面接は、就職する際にだれもが通る道です。面接は準備力が命。どれだけ準備できたかが、結果を左右するといっても過言ではありません。準備の中でも、質問される内容については、前もってまとめておきたいところです。ここでは、面接で質問される項目や、面接で内定を勝ち取るためのヒントをお伝えします。

履歴書と職務経歴書を先に書くべし

最初に、履歴書や職務経歴書を書きましょう。なぜなら履歴書などを書くことによって、自分の頭の中が整理されるからです。履歴書には、面接の時に聞かれる項目も含まれています。たとえば志望動機や自己PRといった項目です。高卒からの就職なら、高校生活で頑張ったこと。大卒なら学んできた内容なども聞かれる確率が高いでしょう。新卒ではないからといっても、20代のうちは学生時代について聞かれることが想定されます。思い出す意味も込めて、文字に表しておきましょう。

→履歴書の正しい書き方
→職務経歴書の正しい書き方

面接の事前準備をするべし

面接は準備が大切です。準備で企業に評価されるポイントは主に2つで、就職先企業の調査と面接時のトークです。まず応募するにあたって、応募先の企業がどんな業界でどんな会社なのか会社概要を知ることが大切です。実は、応募したものの会社をきちんと理解している就活生は思いのほか少ないです。しっかりとHPを見て調べておくと、面接官にも好印象ですよ。さて次からは、面接時のトークについてお伝えします。

面接で質問される内容を把握すべし

質問される内容は、以下のような感じです。

・自分の長所をPRしてください
・大学院へ行かずフリーターを志望した理由は?
・学生時代の経験したことと得た学びは?
・前職の退職理由についてお聞かせください
・なぜ当社を選んだのか教えてください
・仕事でやってみたいことはありますか?

ざっと6つほど挙げてみました。これらの質問にスラスラ答えられるかというと、自信がないという人も多いのではないでしょうか。面接で質問されることはこの他にもいっぱいあることが想定され、そのたびに考え込んでいるようでは、通過することが難しくなります。準備が非常に大切であるといえるのですね。また、「質問はありますか?」と逆に質問されることも。こんな時「何もありません」よりも、何かを質問するほうが相手の印象に残りやすいです。会社概要についてわからないことや、仕事で聞いてみたいことなどを考えておきましょう。

ボヤっとした回答を避けるべし

準備といっても、ネットで調べて丸暗記は失敗するだけ。ネットにある模範回答のような答えは、自分の印象がボヤけてしまうリスクも。面接官にも、自分の言葉で話していないことがバレバレになるでしょう。最近では、ありきたりな質問よりも、変化球を狙って就活生の本性を探る質問も多いです。たとえば初めて会う面接官から、「100万円もらったらどうする?」「隠している秘密はある?」というような質問をされる場合があるかもしれません。柔軟な答えができるよう、回答は自分の言葉で落とし込むことを意識しましょう。

面接のシミュレーションをすべし

就活生の8割以上が、面接に不安を抱えているといわれています。これまでお伝えしたように、準備をすることが合格への道になりますが、具体的にどんな対策をすればよいのでしょうか。それは模擬面接です。ハローワークでも時々行われていますが、面接官役と面接を受ける側に分かれ、実際の面接と同じようなやり取りをして、スキルアップをする例です。面接が不安な場合、準備不足が不安を招いていることも否めません。事前に模擬面接を何回か行い、慣れておきましょう。

【参照】産経ニュース

面接の質問にスラスラ答えるには

スラスラ答えるためには、練習が欠かせません。でも、「もっといい答えで印象付けたい」という思いや、「ありきたりなものしか出てこない」と凹んでしまう時もあるでしょう。そんな時は、プロのアドバイスを受けてみると、答えが見つかる場合もありますよ。就活サイトは、求人情報だけではなく、就職に関して相談ができるのもウリ。ネットで就活するのが一般的になってきていますので、就活サイトに登録していない人は、1つでも登録しておくと便利です。就活サイトには、就活の成功例やノウハウを豊富に持っているところもありますので、面接のスキルアップにも。多くの人が苦手とする面接だからこそ、準備をしっかりすれば勝てる分野ともいえます。がんばってくださいね。