未経験から美容師を目指す!

美容師は高卒・大卒の新卒、転職、フリーターからの就職など、様々な人から人気を集める職業の1つです。今から10数年ほど前に、『カリスマ美容師』という言葉が流行したことも、人気となった理由でしょう。

さて、ここでは「まったくの未経験だけど美容師になりたい!」という人に向けて、美容師になる方法をご紹介します。

未経験から美容師のハードルは高い?

ずばり、未経験から美容師になれる可能性は決して高いものではありません。
少ないですが、30歳代から未経験で転職した人も中にはいます。美容業界に限らず、働き方が多様化している昨今は、様々な業界で未経験から転職を目指す人が増えているのが現状です。

ただし、年齢が若いほど就職に有利になるという点は間違いない事実でしょう。
若いほど伸びしろが大きいと評価されますし、実際に、応募条件に『29歳まで』というように年齢制限を設定している会社も多くあります。
つまり、早く目指せば目指すほど複数の会社(美容院)から選べるということなので、勤務地や給与などの条件も自分の希望から選びやすくなります。

では、未経験から美容師になるためにはどのような手段があるのか具体的に説明します。

未経験から美容師になる方法 3つ

1.専門学校に通う

美容師になる上ではもっとも一般的な方法です。
美容師の専門学校に通って知識と技術を学び、美容師免許を取得したのち、美容院に勤務します。学校は、昼間の通学タイプだけでなく通信や夜間で受講できる学校もあるので、働きながら免許を取得することも不可能ではありません。
先に免許を取得して置けば、早めに店長や独立といった将来のキャリアも描きやすくなります。

求人は東京や大阪、福岡いった大都市が多いですが、美容院はどの都道府県にも存在するので就職すること自体はそれほど難しいことではないでしょう。

2.アシスタントスタッフとして美容院で働く

実は、美容師免許がなくても美容院でアシスタントとして働くことは可能です。多くは時給制で、正社員の登用はありませんが、接客やシャンプー、マッサージ、道具の準備・管理といった美容師の仕事の一部を経験することができます。

『未経験歓迎!』、『免許取得予定者でもok』といった条件で募集している求人を探して、応募してみましょう。免許を持っていない人が採用の確率を上げるためには、「働きながら免許取得するつもりです。」と将来美容師を目指していることを積極的にアピールすると良いでしょう。

3.『ヘアメイクアーティスト』も選択肢に入れる

髪のケアやスタイリングに関する仕事は、美容師だけではありません。
ヘアメイクアーティストとしてヘアメイク事務所に勤務したり、ヘアメイク専門サロンやブライダルサロンを開業したりして活躍している人はたくさんいます。アルバイト・正社員といった雇用形態問わず、美容師免許を持っていることを採用条件として求人を出しているところがほとんどですが、不要な場合もあります。

「絶対に美容師になりたい!」と思っていないのであれば、ヘアメイクアーティストの道も選択肢に入れてみるといいでしょう。選択肢が広がれば、就職できる確率も高まるはずです。

就職・転職サイトを有効に使おう!

就職・転職サイトに登録し、キーワード検索で『美容師』と入力すればたくさんの求人を見つけることができます。ただし、そこから自分に合った職場を選ぶのは難しいものです。またあまりにたくさんの求人サイトに登録し過ぎると、新着メールや情報の整理ができずに、もっと混乱してしまうリスクもあります。

ですので、自分の立場に合わせた求人サイトを使うのがおススメです。転職者なら転職者、フリーターならフリーターなど、利用者に特化したサイトがあります。また数は多くありませんが、『美容師専門の求人サイト』もあります。
登録前に利用規約やコンテンツの充実度などをしっかりと確認して、有効に使うことが大切です。