フリーターは理想と現実で揺れ動く?

若いフリーターの場合、同年代の月給よりも上ということもあります。「別にフリーターでも問題ないじゃん!」と思いこみがちですが、ちょっと待った!フリーターを続けていくといろいろな現実問題にぶち当たってしまうのも事実。人によっては鬱(うつ)になる人も。フリーターは自分のペースで働ける理想の働き方ではあるものの、リスクの高い働き方ともいえます。そこでフリーターを続けるとどんな現実が待っているのかを、考えていきたいと思います。

20代のフリーターはOKでも40代は?

20代のうちは、正社員よりもフリーターで稼げてしまう人もいます。体力もありますので、バイトをかけもちしたり、企業も若い力を必要としてくれたりするので、求人も多め。面接したら即採用なんてのもアリです。しかし待遇に恵まれているのも、20代まで。30~40代になってくると体力が激減し、若いころより稼げなくなる現実が。「じゃ、そこからちゃんと正社員を目指そう!」と思っても、40代になると正社員の求人さえ少なくなってしまうんですね。そんなタイミングでまわりを見渡すと20代の時、かつて自分より月収の少ない正社員が出世し、結婚して右肩上がりの人生を謳歌。それに対し、自分は稼げなくなって右肩下がりの人生という現実も。日本では、このような現実にぶち当たるフリーターも多いのです。

中年フリーターが抱える問題

40代以上のフリーターを「中年フリーター」と位置づけ、近年ではこの中年フリーターが増加しているという指摘も。総務省労働力調査によると、中年フリーターは2015年時点で273万人で現在も増加中とのこと。そんな中年フリーターが抱える問題は主にお金・介護・老後。悩める中年フリーター像をざっとあげてみると…。自分の老後に不安を抱える人。社会保険料を滞納し、年金がもらえなくなりそうな人。病気になっても医者に行かない人。親の介護がある人など。若い時は、今の生活がキツいなと感じるだけですみましたが、中年になると親や自分の老後を中心とした悩みが多くなり、深刻です。

http://toyokeizai.net/articles/-/87614?page=3(参照)

生涯賃金は正社員より1億円以上少ない

いろいろな問題は、お金が原因になっていることがほとんど。独立行政法人労働政策研究・研修機構「ユースフル労働統計2016」のデータを参照すると、フリーターと正社員で生涯賃金は、1億円以上の差もがあることが判明。賞与や退職金などがないフリーターは、正社員より人生で稼げる額が少ないのです。今フリーターで稼げている人でも、将来は同じように稼げるかはわからないことは、意識しておくべきといえます。

https://hataractive.jp/useful/1665/(参照)

フリーターをやる人こそライフプランを描くべし

将来、深刻な悩みにぶち当たらないよう20代のフリーターは、ライフプランを描いてみるのが問題を解決するポイントに。ライフプランは自分の年齢と、その年齢でやるべきことを書いたものです。まず何歳までフリーターをするのか、期限を決めましょう。結婚を考える男性フリーターは正社員のほうが有利。フリーターから正社員になり結婚するまでの流れを、自分の年齢と照らし合わせて作成してみてください。

バイト→派遣(契約社員)→正社員の道も

正社員を目指すなら、段階的に正社員になる方法もあります。ところでフリーターの中には、自分の適職がわからず何となく働いている人も。そんな人なら、気軽に読める本「13歳のハローワーク」がおすすめ。ドラマ化もされた著名な本ですよ。読者の感想には、「子供の頃に欲しかった本」というコメントもありますので、20代でも遅くはありません!好きな仕事で専門技術が必要とされる場合は、いきなり正社員を目指すよりもバイトからスタートし、契約社員から正社員になる道も。「正社員登用アリ」の求人を見つけましょう。しかし、自分の足だけで求人を探すのが難しい場合もありますし、フリーターをしながら就活するのは時間が限られてしまうでしょう。そんな時は、ネットを活用するのも手ですよ。

理想と現実のギャップで悩まない!

インターネットなら自分のペースで求人を探すことができます。就活サイトに登録するだけでも、第一歩を踏み出したことに!正社員になれば、安定した生活が望めるため、フリーターのように現実とのギャップに悩むリスクは少なめ。フリーターは、いずれ中年フリーターが抱える老後の問題にも直面します。ぜひ将来のことも真剣に考えて、仕事をしてみてくださいね。