正社員を目指す為の面接
正社員を目指す為の面接には2種類あります。1つは新卒採用、もう1つはフリーターや派遣からの既卒・転職面接です。新卒採用にはあらゆるマニュアルがそろっていますが、社会人未経験の既卒面接においては案外マニュアルなどがそろっていない印象ですよね。また、アルバイトや派遣の勤務が長いと、面接の流儀とかどんな格好して面接に臨めばいいのかわからないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、ここでは社会人未経験の既卒者を対象にした面接の基本的なことをお話ししたいと思います。
服装はスーツ、髪の毛は黒が基本
非常に基本的なことからお話をします。面接には私服の指定がない限り、服装はスーツが基本です。また、髪の毛が明るい色だったり、奇抜な色の方は今すぐ黒にしましょう。面接はフォーマルな場です。それにふさわしい恰好で行きましょう。
また、スーツ姿は面接のときにしていればよいというわけではありません。履歴書を作成するとき、写真が必須になります。強制はしませんが事前にスーツを着て写真屋さんで取りましょう。(安いやつで大丈夫です)最近は自撮りで取られる方も多いですが、自撮りだと一発でわかりますし、なんかみっともないです。また、自動撮影機だと、うまく取れないケースも多々あります。少しだけ多めにお金を出して、撮影してもらうのがベストです。また、CDROMでデータを作成してくれるので写真がなくなったらデータで焼き増しもできます。コンビニでもできるので非常に便利です。
ちなみにスーツないよ、なんていう方もいるかもしれませんが論外です。すぐに買いに行きましょう。高いものはとことん高いですが、安いものは1万円台で買うことができます。なかには2パンツのものもあるので、コストを抑えたい方はそういうものを購入してもいいかもしれませんね。安くていいものがほしいというのであればユニクロがオーダースーツを作っているので活用してもいいかもしれませんね。
アルバイト面接とくらべ、ややめんどくさいのが正社員の面接です。しっかりそのあたりの準備から始めましょう。
面接に行くまでの準備
面接に行くまでにもう1つ準備しなければならないことがあります。それは、面接で話すことの準備です。具体的には、志望動機や質問事項などです。採用側はあなたがその会社に入って仕事をするうえで長期で頑張れる人を採用したいということを考えます。それをしっかり企業側に理解してもらうためには、なぜその会社を受けたのか、長期で活躍できるための売り文句、そして企業側に「ちゃんと勉強してきている」ということを理解してもらうための質問を考える、またそこで自分が活躍できるということを証明するための情報を取っていかなければなりません。行き当たりばったりでは不可能なのでしっかり準備をしてください。
面接本番ではどうするのか
では面接本番ではどうするのか、ということです。まず、当然ですが面接ばっくれとかは当然許されません。社会人として貴重な時間をもらって面接をしてもらっています。社会人の一歩目として、時間を守るということは大事にしてください。
面接には、写真付き履歴書と筆記用具を持参するのが通常です。また、服装の話に通じることですが、
ビジネス用のカバンに入れて持参してください。リュックサックやトートーバッグで面接に行かれる人もいますが、みっともないのでやめましょう。
面接においては、準備していたことをしっかりコミュニケーションをとりながら面接で自分を売り込んでいきましょう。いろんなテクニックはありますが自分の気持ちをしっかり伝えることがまずは大切です。
面接は準備が大事
この一連のくだりでお話ししたことの中で面接を受け内定をとれるようになるために必要なことは、事前準備です。しっかり、スーツなどをそろえ、面接の準備などをしっかりし、時間を守って面接に向かう、これができるだけでも正社員として採用されるだけの条件をある程度備えることになります。特に、今は人手不足が顕著であり、基本的なことができる方であれば、採用して育成するという会社も多くみられます。
もちろん面接でベストパフォーマンスをすることは大事で、しっかり準備をしてもらいたいですが、それ以前の基本的なことをしっかりやり、内定を勝ち取りましょう。