就職活動に疲れたら、どうしよう?
新卒学生の就職活動が激戦なのは有名ですが、20代フリーターの就職活動はどうでしょうか。
おそらく、新卒のそれほどではないものの、やはり大変なことに変わりはありません。
何社も面接を受けているのに内定がもらえないと、やる気もなくなってしまいがちです。
中には「もうやめた」と投げ出してしまう人も。
そんな就職活動に疲れたあなたと、疲れた時の解決策を一緒に考えていきます。
自己否定に陥ってしまう
「色々な企業に面接に行くのに、一向に内定がもらえない。」
「どの会社も書類選考すら通らない。」
こんなことばかりが続くと、自分はだめな人間なんだ…と自己否定に陥ります。
しかし、言ってみればこれはごく当たり前の反応で、まったく気にしない・平気!という人のほうが不思議とさえ思うものです。
とはいえ、選考に落とされることが続けば、やる気もなくなってしまうというもの。
そしてそれが、今後の就職活動に悪影響を与えてしまうのも事実です。
でも、そこで就職活動を休止してしまう人は、いつまでたっても内定がもらえないというのも悲しい現実なのです。
落ち込んでも就活休止はだめ
いくら面接に行っても内定がもらえないし採用されない、だからしばらく就活はしない。
疲れたとき、こんな判断をしてしまう人が実はとても多くいます。
でも、これは間違いです。
少し休憩を取る、というのなら気持ちの切り替えにも重要ですし、気分をリフレッシュさせるのにも役立ちます。
好きな曲を聴いたり、2chなどで同じ境遇の人の書き込みを見て笑ったり、就職活動のまとめ記事などを参考にして気持ちを入れ替えたり…そんな息抜きも良いでしょう。
しかし、就活を休止する、というのはおすすめできません。
ある人事担当の人は言います。
「落とされたぐらいで就職活動をやめるような人を、企業は採用しません」
粘り強く、諦めない姿勢が企業から大きな評価を得るのです。
落とされた理由を自分なりに分析しよう
選考で落とされた理由を、自分なりに分析してみましょう。
企業側は、選考で落とした理由は聞いても教えてくれないのが普通なので、自分なりに反省し、どこがいけなかったのか考える必要があります。
そうやって見つけた改善点を、次の企業への応募で生かせば良いのです。
場数を踏むとはよく言ったもので、経験を重ねていくほど自分を客観的に分析できるようにもなり、結果、選考に通るようになっていくのでしょう。
疲れても妥協はしないで
就職活動に疲れて、もうどこでもいいや…という気持ちになる人も少なくありません。
また、何度も何度もスーツを着て面接や説明会に行くのも面倒だし、交通費もかかるし朝早いし…それで落とされるんじゃ、もうイヤだ。
そんな気持ちが沸き起こってしまうでしょう。
実際、それも一理ある話です。
20代フリーターをしていると、経済的な余裕がある人ばかりではないでしょう。
その中で仕事を休んで時間を作り、やりくりをして交通費を出し、朝の通勤ラッシュの電車に乗って面接会場へ行き…。
なのに結果はダメ、となればやる気も失せ、どこでもいいやと思ってしまうもの。
ですが、諦めないでください。
もうどこでもいいや、と思うのは今だけです。
少し時間が経つと、気持ちも切り替わり「もう一度やるぞ」と思えるようになるはずです。
やる気にさせてくれるエージェント利用
落ち込んで自己否定に陥った転職希望者を、もう一度やろうという気持ちに導いてくれるのが、転職エージェントです。
転職に関する専門家なだけでなく、転職希望者のこうした気分の落ち込みにも上手に対処する方法を心得ています。
一人ひとりに合った職場を上手に検索し、失敗のない転職へ導くプロなので、相談しておくと安心です。
疲れたときは、心を休ませよう
疲れても落ち込んでも就職活動を継続していくことは、決してプラスになりません。
むしろマイナスになるといえます。
でも、完全に休んでしまうのもプラスにはなりません。
自分を否定してしまっては良い就職活動はできません。
転職先探しなどの【心】は十分に休ませて、でも履歴書作成など【体】は休ませずにおきましょう。
エージェントに転職先を探すことは任せ、心は解放してあげることで、気持ちのリフレッシュができますよ。