多くの企業で取り入れられているSPI試験

企業は色々な方法で採用選考を行います。筆記テスト、面接、グループワーク、実技試験、などなど。その中でも多くの企業に取り入れられているのが、SPI試験です。ここでは、SPI試験の概要や効率的な対策方法について解説していきます。新卒者だけでなく、正社員になりたいと考えているフリーターや転職希望者の方も、ぜひ参考にしてください。

そもそもSPI試験ってなに?

SPI(SPI3)とは、日本の企業の採用試験でもっとも多く使われている試験です。内容は大きく言語分野と非言語分野の2つに分かれます。言語分野は国語、非言語は算数のような問題です。古典や漢文、数学Bといった高校以上の範囲から出題されることは稀で、小学校で習った範囲のレベルが選択形式で出題されます。ただし、出題の形式が複雑であることや電卓やノートなどの持ち込みはできないので、初めて受ける人は難しいと感じるかもしれません。

1つ例題を出します。

“ある商品の原価は1000円です。この商品に原価の2割の利益を得られるように定価をつけたが、売れなかったので定価の3割引で売ることにしました。売価はいくらでしょう。”

いかがでしょうか。
このような問題が言語と非言語合わせてだいたい80~100問程度出題されます。時間はそれぞれ約40分程度しか与えられないので、対策をして慣れておくことが突破するカギとなります。

おすすめのSPI対策方法 3つ

1.専用の参考書を買う
書店に行けば、SPI対策の問題集が簡単に手に入ります。費用をできるだけ抑えたい人は、中古本を取り扱うお店に行けば、安く買うことができます。ただし、あまり古い問題集だと出題傾向や範囲が最新のものとズレている可能性があるので、よくチェックしてからの購入をおすすめします。

2.企業が開く対策講座に参加する
就活のシーズンになるとSPIの対策講座を開く、人材系、広告系の企業が増えてきます。就活シーズンでなくても、既卒者や転職者に向けた講座もあるので活用しましょう。無料のものから1万円以上のものまで様々ありますが、いずれにしても、講師や主催者に就活のアドバイスを直接聞けるチャンスがあるのでおすすめです。学生の人は、大学が開いている対策講座も利用するといいでしょう。

3.ネットやアプリで問題を解く
利用 本はかさばる
ネットやアプリからSPIの問題集を手に入れることができます。ほとんどの問題が無料なので、お金をかけたくない人におすすめです。また書籍と違いかさばらないので、通学・通勤電車の間やカフェなどでも手軽に学習することができます。

「SPIは無視して面接で勝負!」はNG

稀に、「国語や算数が苦手」、「勉強そのものが嫌い」といった理由からSPI試験は捨てて、面接で勝負しようとする人がいます。しかし、これは基本的におすすめできません。
なぜなら、SPI試験は多くの企業で、選考における足切りの手段として用いられるからです。

つまり、点数が企業の設けた基準を満たしていなければ、『そもそも面接すら進めない』ということです。たとえ、必ず面接の場が設けられている場合でも、SPI試験の結果次第で不採用になる可能性が大いにあります。

対策に時間を費やし過ぎないように注意しよう

ここまでSPI対策の方法や重要性を紹介してきましたが、反対に、SPI対策に時間を取られ過ぎないように気を付けましょう。就職活動中は、面接対策や履歴書・esの作成、企業の情報収集などやるべきことがたくさんあります。SPIで100点満点を目指す必要はないので、その他の試験・選考対策にも、バランスよく力を注ぐことがポイントです。